【食育】葉隠勇進が給食を提供する小学校で、グリーンピースとそら豆のさやむき体験を実施しました

葉隠勇進が給食調理と栄養業務を担う東京都内の小学校では、5月10日と18日の2日間で、小学校3年生と4年生を対象に食育体験を行いました。児童が食事への興味と関心を高められるよう、調理前の食材を実際に触ってもらいます。10日に3年生がグリーンピースのさやむきを、18日に4年生がそら豆のさやむきをそれぞれ体験しました。

今回の体験は、学校栄養職員として勤務する葉隠勇進の松井瞳さんが、学級担任の先生方と一緒に企画して実現したものです。

松井さんは、冒頭に「3色食品群」の中でグリーンピースとそら豆が、緑色のグループに属することを説明。「体の調子を整える野菜なんだよ」と児童に伝えたあとに、実際にさやむき体験をはじめました。

3年生は、それぞれのさやの中にグリーンピースが何粒入っているのかを数えて競い合うなど、楽しそうな様子を見せました。さやに包まれた状態のグリーンピースを初めて見たという児童も多く、「さやの中にこんなにたくさん豆が入っているんだ！」と驚きの声も聞こえてきました。

4年生には、そら豆のさやの内側をよく観察してもらいました。松井さんは「白いふかふかの部分は、そら豆が育つための養分なんだよ」と説明。児童たちは、そら豆がどのように成長するのかを学びながら、素早い手つきでさやむきを行いました。

4年生がさやむきした「そら豆」が献立に登場

児童たちがさやから取り出したグリーンピースと空豆は、翌日の給食に「グリーンピースご飯」と「空豆の塩ゆで」として登場。児童たちは、「昨日自分たちがむいた豆だ！」と言い、それぞれの献立を口にしてくれました。

松井さんは、「コロナ禍の行動制限が解除されて、学校での食育活動も3年ぶりに再開しました。児童たちの様子を見ていると、完成した料理を食べているだけではわからない発見がそれぞれにあったようで良かったです」と想いを話しました。

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